第36回全国大会のお知らせ
商品開発・管理学会 20周年記念式典・第36回全国大会 案内
20周年記念大会パート責任者 若林靖永(京都大学)
商品開発・管理学会は、2001年、故 横田澄司先生をリーダーに設立されました。21世紀を迎えるという時期に世界には多くの問題・課題があり、これらを商品開発・管理によって解決貢献していくという使命をもって本会は設立されたのです。
設立以来、毎年2回の全国大会、学会誌『商品開発・管理研究』、附属研究所公開セミナーなど、会員のご尽力により学会活動が展開されてきました。
そして今年度、商品開発・管理学会は、20周年を迎えることになりました。
地球温暖化、パンデミック、SDGsなど、今日、さらに私たちはグローバルに、ローカルに直面共有する問題・課題と向き合わなくてはなりません。このような状況において、商品開発・管理もまた、自らの使命としてこれらに取り組み、新たな未来を切り開いていくことが求められています。
つきましては、今大会では20周年記念式典を合わせて開催することといたしました。商品開発・管理学会の20年をお祝いし、未来を展望する機会としたいと思います。歴代会長の記念講演を、恩蔵直人先生、辻正次先生、余田拓郎先生からいただきます。また、学会誌にも歴代会長からの記念原稿を掲載する予定です。
ともに祝う機会として、会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
年次大会パート責任者 鈴木拓也(静岡大学)
統一論題テーマ 『未来の世界を目指した商品開発』
新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見通せない中、多くの方が不安な日々を送っているかと思います。ワクチン接種も徐々に進んではおりますが、一日も早いコロナ禍の収束を願ってやみません。
一方で、世界を見渡せば、自動運転、遺伝子治療/ゲノム編集、スマート農業、生体IoT、DXなど、未来を見据えた技術や概念が次々に登場しています。また、トヨタ自動車が静岡県裾野市で建設を進めている「ウーブン・シティ」など、未来に向けた取り組みも見られます。企業は新しい技術や概念の開発や提案、およびこうした技術や概念を活かした商品開発がますます求められています。
そこで今大会では、「未来の世界を目指した商品開発」を統一論題のテーマとし、基調講演および研究報告を通じてこの問題について議論したいと思います。
基調講演では、株式会社ユピテルで知的財産活動および研究開発線戦略立案に携わっておられる清水勇喜氏をお招きし、「ユピテルの商品開発戦略 ~米国のドラマで描かれた未来の世界を目指して~」というテーマでご講演いただきます。
会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
商品開発・管理学会 20周年記念式典・第36回全国大会 概要
日時: 2021年8月28日(土)10:00-18:00(予定)
会場: オンライン開催 ※Zoomを利用予定
後援: 横断型基幹科学技術研究団体連合
参加費: 無料(横断型基幹科学技術研究団体連合会員を含む)
第36回全国大会 タイムスケジュール(予定)
9:00~9:55 理事会
10:00~10:10 開会式 学会長・大会実行委員長ご挨拶
[記念式典パート]
10:10~10:40 記念講演1 恩蔵直人 第4期(2007〜2009年)会長
10:40~11:10 記念講演2 辻 正次 第5期(2009〜2011年)会長
11:10~11:40 記念講演3 余田拓郎 第6期(2011〜2013年)会長
11:40~12:00 記念講演4 長沢伸也 現会長(第10期)
[年次大会パート]
13:00~13:45 基調講演
13:55~16:55 研究報告
17:05~17:45 会員総会および表彰式
17:45~18:00 閉会式 学会代表ご挨拶など
参加申込締切:2021年8月21日(土)
研究報告申込締切:2021年7月31日(土)
研究報告原稿締切:2021年8月19日(木)
20周年記念式典・第36回全国大会 参加申込は商品開発・管理学会申込みシート(Wordファイル)をダウンロードしてご利用ください。